自ら考える子を育てたい  地方在住母の育児日記

子育ての失敗から学ぶこと 現在大学生の娘と中学2年生の娘

深く考えることを大切にした結果

みなさんこんにちは。

 

期末テストも無事におわりました(#^^#)

 

今回、うちの子はなかなか良い成績でした。

 

その中でとても印象に残ったことがあったのお伝えしておきます。

 

それは理科。範囲は化学で「物質の化学変化」の分野です。

 

以前に、数学の所でも書いたのですが、次女は理解不能の所があると、先には進めません。なぜそうなるのか?を自分で理解できるまで深く、深く考えます。

「教科書にこう書いてあるから、きっとこうなんだよ。こういうもんなんだよ。」という妥協を絶対にしない子なんです。

今回の理科もつまづきました。。。

 

最初からなぜ?が出てきたおかげでワークが全く進みませんでした。

「先生に聞いたら?」

と言っても、「今日は先生に会わなかった・・・」と時間だけが過ぎていき・・・

 

テスト一週間前、

「ねえ、理科のワークは進んでいるの?」

「まだ」「でも、少しづつわかりかけている」

といったような会話が続いていました。

 

今回のテスト勉強に関しては7割くらいの時間を理科に使っていたのではないでしょうか。残りの2割を社会、そして1割がその他の教科です。

 

それくらい、ずっと、ずっと・・・

次女は理科を深く深く考えていました。

 

そして、ついにテスト数日前の週末に、「あっ、理科、わかったわ」

と言ってくれました。

 

結局先生には聞かずに、自分で自分なりに解決しました。

 

そしてそこからのワーク。。

 

なんとか、前日に間に合いました。

 

「ワークの問題でわからない所はない?」

「ない」

 

よし、なら大丈夫!

 

テストが終わった日に、「理科どうだった?」

と聞くと、

「うん、あの問題はA先生が作ったね。問題の聞いていることがA先生の思考だった。

1問だけおもしろいと思える問題があったよ。全部できたかな~」

とのこと。

 

「へー、つい先週までは理科わからんっていって泣いていたのに~」と私は言いました。

で、結果

96点でした。

本人は悔しそうでしたが、

なんとおもしろいと思えると言っていた、あの問題!

難問だったそうで、学年で解けた生徒は次女一人だけだったそうです。

それは良かったね(*^▽^*)

 

この問題、先生は連立方程式を用いて解説していたそうですが、

次女は「私は比で解いた。比の方が計算ミスもしないし、ぜったい私の方が簡単に求めれるんやけどなー」と得意げに話していました。

 

うちの子のテスト前、

実は計画表は形だけであってほぼないに等しいです。

なぜならいつまでに何をするという計画表が立てれないのです。

今回のように、ひとつわからないものがあった場合、それを完全に理解するまで先に進もうとしないからです。

もしこれがテストまでに間に合わなかったらそれまでなんです。もちろん本人も間に合わせようと必死で考えていますのでたいていは間に合うのですが、、でもさすがにワークを何周もする時間はありません。今回の理科はワークは一回のみ。一回に全力投球でした。その為、一問、一問じっくり深く理解をしながら解きました。スピードはありません。

次女の場合は完全に量より質タイプです。

量は長期休みにやらせようと考えています。

だから、先取りなんてこの子には不向きなんです。

 

一方、長女はとにかく量をスピード重視でこなすタイプでした。

間違えた箇所はチェックしてちらっと答えを見て、また繰りかえす。

また間違える、またチェックして、そして繰り返す。

長女の勉強は、とにかく量でした。そして何度も繰り返し、深い理解よりも早く先に進むことを重視していました。

その結果、可哀そうなことに勉強が苦行化していったのです。根性はついたかもしれませんが・・・(#^^#)

 

次女は今のやり方で結果が出ているのでこのやり方でやっていこうと思っています。

ただ、テスト前はほぼ理科、社会に集中するので、英語、数学、国語へかける時間はほとんどなくなります。ほとんど時間をかけなくてもとれるくらいに基礎力をつけておく必要があるということです。

特に英語に関してはテスト勉強はほぼやりません。

公文で先に進んでいることがやらなくても良い原因になります。

英語に関してはみんながやっていない小学生の時期から始めることでノー勉でも9割取れるようになります。

数学は好きか嫌いかが大事になります。小学4年生あたりから算数好きにさせることが大事です。

国語は漢字とワークはやります。でもそれ以外の問題集はやりません。やる時間がありません(笑)それでも定期テストは9割超えることができました。

今回の社会の勉強法に関しては、前回記事にアップしてありますので興味がある方は見ておいてください。

 

中学生の勉強って、ほぼ基礎なんですよね。

だから、この時期に深く深く考えて理解しておくことが、あと伸びにつながるのではないでしょうか。なぜその公式が生まれたのか、その根本を理解しておけば、例え公式を忘れてもテスト中に編み出す事ができるのです。応用がきくのです。

私的には量より質だと思っています。

ただ、高校生になったら量が大事になってきますので量をこなせるようにある程度の学習習慣をつけておくことが大切です。