個別演習塾と集団塾
これは娘が中学生の頃の話。
塾っていろいろありますよね。
うちの長女が塾に行きたいと言ってきたのは、中学1年の3学期でした。
数学がやや落ちだして来て、本人なりにやばいと感じたようです。
それまでは公文で英語は習っていましたが、受験対策をしてくれるような塾に行ったことはなく、私はネットをつかっていろいろ探しました。
しかし、これがダメだった!!
ネットに書いてあることを100%信じて塾探しをするとあとで痛い目にあいます!!
体験っていっても、親の頭の中にはネットに洗脳され8割型そこで決めています。その時はネットに書いてあるすばらしい文面を信じ切っていて、うちの子もいつかは成績がぐんぐん伸びて人間力のある(その塾はやたらとそこをアピールしていた)素晴らしい子になると。。。
だから、体験を数日行っても子はまだ慣れていないし、いいも、悪いも何もわかりません。そのまま高い入会金を払って入塾してしまいました。
入った塾は個別演習塾と言って、自習室でひたすら問題集をするだけ。
わからないところがあったら先生に自分から質問する。
わからないところがなかったら、誰一人として会話することなく帰宅することも多々ありました。また、先生に質問しようとしても、先生はみな若いアルバイト学生。仲良しの生徒といつまでも話し込んでいて娘に気づいてはくれません。結局娘は家に帰ってパパに質問したり、翌日学校の先生に質問していました。
はい、これって塾に行っている意味がありますか?
家でやっているのとなんらかわらないのです。
さらに、当時のその塾はみんな仲が良かったのか、非常にうるさかった!娘はいつも、うるさいなーと思いながら我慢をして勉強を続けていました。
こういった塾で伸びるのは、普段勉強する習慣がない子です。
そういう子は塾に行き、周りが勉強しているから自分もなんとかするってなるんでしょうね。
しかし、中一当時で娘は休みの日も長時間勉強するような子でした。
だから、塾には行っても、いただいた基礎的な問題集では基本わからないところがなかったため質問もなく、私が思ったような成績の向上はなく、またHPに素晴らしい文言を書いていた塾長はめったに校舎に来ず、人間力の向上どころか、学生アルバイトに友達がLINE攻撃され困っているという問題を目の当たりにするくらいで余計ストレスを抱えている状況でした。
それでも1年は頑張っていましたが、3年になったところで転塾を考えました。
そこで、考えたところが地元で最もたくさんトップ校に合格者を出している集団授業の塾です。
地元ではかなり有名で、学校で頭のいい子=その塾というくらいのイメージでした。
ただ、料金が高いという噂もあり、個別演習塾のブログでやたらと集団はダメだみたいに書いてあるので...なんとなく敬遠していました。
ところが、個別演習塾も施設設備費なんかが結構高くて、そこまで差がないことに気づきました。そして、何よりも親への情報提供量が半端なく違いました。安心感ですかね。。面談もよくしていただきましたし。
当然組織もでかく、得ている受験情報も大きくて、前の塾は塾長のワンマンって感じでしたが、集団塾はデーターがしっかりとそろっているなと思いました。
週一回の授業で宿題もしっかりと出ます。そしてよかったのは毎日自習室があいているのです。
つまり、集団授業で先取りをして、自習室でひたすら演習をする事ができました。
また、うちの子みたいな負けず嫌いな子には成績順で座席が決まるという塾はぴったりでした(^_^;)
こちらに転塾をしたとき、うちの子があまりにも勉強を長くする姿を見て、とても驚かれたのです。これは、前塾のおかげで長時間することが当たり前になっていた娘にとって特技でもありました。。もちろん素晴らしい事だと思っていました。しかし・・・
この塾に来てそれが間違えであると気づいたのでした。。
その話は長くなるのでまた後日!
つまり、要領が悪かったんですよね(笑)
勉強だけをしている子はいつか行き詰まると後で知ったんです。。