自ら考える子を育てたい 地方在住母の育児日記

子育ての失敗から学ぶこと 現在大学生の娘と中学2年生の娘

地方公立高校 入試の倍率について考える

うちの県で昨日公立高校の入試倍率が出た。

おもしろいように上半分の偏差値校は高倍率で激戦!下半分の偏差値校は定員割れをしていました。中でも実業系の高校はどこも偏差値も低く定員割れでしたね。

 

そんな中ある進学校が、うちの県にしてはかなりの高倍率になっていました。たとえば、定員400人に対して550人の応募有。塾の先生や大人達がビックリだー、マジかー、今年ヤバイよね〜って言って大騒ぎしていたそうです。

当然中3の子はどうしよう、とんでもないことが起きた、僕は受かるのか…とどんどん不安の渦に巻き込まれていきます。親も○倍だってー、もー心配しかないよー、どうしようってこれまた不安の渦に巻き込まれていきます。

 

しかし、これを聞いた小学生の子供が、えっ?400人も受かるんでしょ!落ちる人より受かる人の方が多いやん‼︎と言っていました。

 

はっとしましたね^_^

当たり前の事なのですが、、どうして私達大人はこのような発想から離れてしまうのでしょうか。。どうしてまず、落ちる人数を計算してしまうのでしょうか。

 

この子のような発想があれば、前を向いて大きく行進できるでしょう。

 

高校はあくまで通過点にすぎません。

入ってしまえば、その高校が子供が3年間過ごす世界になるのです。

大学に行く為だけの高校であってはなりません。高校は生涯にわたる一生の友を見つけに行く場なのです。高校時代は人生において、友情、恋愛、未来の自分、家族、将来の仕事、さまざまな事を考える時間であります。

高校時代にしかできない事たくさんあります。

青春って言葉がピッタリくるのは高校時代です。勉強漬けの3年間にはならないように、どうか笑顔ある高校時代になりますように…

 

ちなみにうちの子は県トップ高に願書を出し、志願変更期間中に、No.2の高校に変更しました。今、あの時変えて良かった、今の高校で良かったと長女は心から思ってくれています。