理系から文系への決断③
理系クラス国公立のみを目指して頑張っていた長女は、高三冬に私立文系を目指す事にした。
もちろん、共通テストは出願していたので受験はするが、本番の練習に使う感じで気楽に行こうと伝えた。
この時点ですでに12月中旬であった。
私はまず長女に関関同立(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)の四つの数学の過去問をコピーして渡してあげた。
解いてみて手応えがある大学に絞ろうと思ったからだ。
各大学、各学部で問題の傾向が違う為それぞれ相性というものがある。そして当然難易度も。
過去問を解いた結果、同志社ムリ🤣、立命館苦手な損益計算問題で難しい😢、関西いけるかも😙、関学めっちゃ簡単なんやけど😍(笑)私でもいけるかも‼︎と言う結果。
次に英語を渡しました。。。英語は同志社のみ難しかったようですがあとの三つはできたということ。
さまざまな情報から志望校を決めてあとはひたすら私大の赤本をやりました。赤本は主にネットフリマなどで購入。学部や日程で赤本がわかれているため4冊ほどは購入しました。
そしてここからが…母の仕事である。
ノートを一冊用意して、大学のパンフレットについている受験要項を見ていつ、どの学部を受けるのか作戦を考えました。
まずはお金のこと。入学金、授業料、初年度合計はいくらになるのか。同じ大学でも学部によって違ってきます。そしてどの学部に行けばどんな資格がとれるのか、キャンパスの実際の場所はどこなのか?同じ大学名でも学部が違うと県が違うものもあり驚きました。そして去年の倍率、何%とったら合格するのか?実際の受験人数、合格人数、入学人数も書き出しました。そして日程が違うと受験科目も変わってきていたりと、私立の受験はいろいろなパターンがありました。長女は英語が得意でしたが英語一教科入試は9割は取らなければならない事もわかり、英語、数学、国語または英語と数学のみという方法をとることにしました。
そして立てた作戦は1校集中攻撃です。数打ちや当たる作戦。
一つの大学にしぼり、全日程受験。そうなると学部も一つだけではなく、似たような事が学べる学部もいれました。そしてそれをどういう日程にするのか、昨年の倍率や合格率から読み取って決めていく。。
私は昨年、この作業に膨大な時間を費やしました。パンフレットから読み取れることはすべて読み取り、ボロボロになるまで見つめていました。メモをとりながら、大学独自のオンライン説明会も視聴し、YouTubeに上がっている塾関係の先生のアドバイスも欠かさずに見ていました。そしてまとめた事を長女に伝える。長女はその情報をもとに自らが考えて選ぶ。あくまでも決めるのは長女です。母は情報を与えるだけです。
よく毎日受験すると体がもたないとか言う方がいますが、先生でも反対する人がいるかもしれません。でもそんなのんきな事言ってる場合じゃないんです。大げさですが人生がかかっています‼︎
そして、結論から言いますと
長女は連続受験した事により、
試験慣れ、会場慣れをして最初の方は緊張もすごく全滅。後ろの方の日程で合格を勝ち取る事ができました☺️
ただ一つ、連続受験はものすごくお金がかかります。一回3万円以上します。共テ利用も加えるとさらに増え、20万程かかることもあります。
しかし今出さなければ後悔するという思いにかられ、私は惜しみなく出しましたよ。
そう思うと塾の冬季講習代とか、受験用にとっておいたほうがいいかもしれませんね😛