自ら考える子を育てたい 地方在住母の育児日記

子育ての失敗から学ぶこと 高校1年の娘と小学4年の娘

理系から文系への決断

久しぶりの投稿。。

長女の受験が終わり、長女は無事大学生になりました。

この一年間以上・・私は全くブログが書けていませんでした。

なぜなら

書けなかった。精神的にもいろいろと、しんどくって、、

でもようやく長女の受験が終わり(県外に行きました)私にも余裕が生まれ、改めて長女の受験期の事を記していこうかなとおもいます。

 

長女は高3秋に理系を断念しました。

理由は数3が全くできなかったから。そして物理も・・・

できない科目を朝から晩まで必死に勉強していたんです。

それでも、全く点数がとれなくて・・・

もっと早くに気づいてあげればよかった。

この子は本来は文系であると。いや、うすうすは気づいていた。

でも、この子の夢が理系の先にあったから、だから応援していた。応援したかった。

子供の夢を否定したくなかった。

理系科目できないでしょ!あなたには無理よ!あきらめて得意な文系でいきましょうって、もし私に言えていたならば・・・

きっと違った進路になっていたと

今も思うんです。

 

私がそこに気がついたのは高3の秋だった。朝から晩まで数3をしているけど、点がとれない。暗い顔して、必死に耐えている。

今思うと、どれだけ辛かっただろうか。

 

人には向き不向きがあって、根性だけでは乗り越えられないものがある。。

しかも、決められた時間の中で。

 

高3の秋、成績を見て私は愕然としました。

もう時間がなかった。

できない数3ばかりに時間を使っているわけにはいかない。英語も国語も地理もやらないといけない。

私は長女に、数3を諦めようと伝えた。

長女は泣いていた。

泣きながら、やめてもいいの?と聞いてきたんです。

もちろん!と私は答えました。

やってもやってもわからんのやろ?って聞くと、うんとうなづいていた。

この頃はストレスで肌荒れがひどく、顔はニキビだらけだった。

後で知ったのですが、ストレスで髪の毛を抜く行為もしていました。

 

次の日、長女は担任に数3をあきらめることを伝えました。

担任は基本生徒の自主性を尊重してくれる先生であったため、お前がそれでいいのならわかったぞと優しくいってくれたそうです。

その日から長女は少し明るくなりました。大きな心の苦しみがとれたからだと言っていました。そしてすぐに数3受験しなくてもいい希望学部の大学探しを始めました。

この時はまだ、、国立大学があったのです。

そうこの時までは。。。

 

まさかその後、物理もあきらめることになるとは・・

 

当然、、どんどん受けれる大学が減っていくんですよね(^^;

 

このころから私は各大学のパンフレットを大量に取り寄せ、受験科目やら偏差値、環境などをとことん調べる生活になっていました。

 

ここからの約3か月、壮絶な受験期を過ごします。

その内容を思い出しながら少しづつ記していきますね。

 

また同時に現在中学一年生になった次女については現在進行形でお話していこうと思います。

 

春休みはゴールデンタイム

だんだん暖かくなって、まんぼうも終わって、街は人で溢れて来た。子供達も春休みはたくさん遊ぼうとしていますね。

そんな中、私は思うんです。この春休みこそ、最も差がつく時であると。よく考えてみると、新高校3年生、3月は中学生が入試でやってくる為学校が1週間程お休みでした(コロナ対策で)その後は球技大会して終業式。そして春休み突入。3月はほとんど授業していません。春休みと合わせると、1ヶ月以上は休みがあります。一方、夏休み。盆明けから体育祭、文化祭の準備が始まり、3年生は一致団結して取り組みます。体育祭が終わるまではなかなか集中もできない。夏休み明けはすぐに模試があります。

どちらがゆっくりじっくり苦手克服に時間を使えるか、また春休みは遊ぶ子は遊ぶ。部活してる子もいる。一方、夏休みはみんな勉強する。勉強して当たり前。出来なければ焦る。

そう思うと受験生の春休みは大事すぎますよね。差をつけるなら、ここしかないですよ。

地方公立高校 入試の倍率について考える

うちの県で昨日公立高校の入試倍率が出た。

おもしろいように上半分の偏差値校は高倍率で激戦!下半分の偏差値校は定員割れをしていました。中でも実業系の高校はどこも偏差値も低く定員割れでしたね。

 

そんな中ある進学校が、うちの県にしてはかなりの高倍率になっていました。たとえば、定員400人に対して550人の応募有。塾の先生や大人達がビックリだー、マジかー、今年ヤバイよね〜って言って大騒ぎしていたそうです。

当然中3の子はどうしよう、とんでもないことが起きた、僕は受かるのか…とどんどん不安の渦に巻き込まれていきます。親も○倍だってー、もー心配しかないよー、どうしようってこれまた不安の渦に巻き込まれていきます。

 

しかし、これを聞いた小学生の子供が、えっ?400人も受かるんでしょ!落ちる人より受かる人の方が多いやん‼︎と言っていました。

 

はっとしましたね^_^

当たり前の事なのですが、、どうして私達大人はこのような発想から離れてしまうのでしょうか。。どうしてまず、落ちる人数を計算してしまうのでしょうか。

 

この子のような発想があれば、前を向いて大きく行進できるでしょう。

 

高校はあくまで通過点にすぎません。

入ってしまえば、その高校が子供が3年間過ごす世界になるのです。

大学に行く為だけの高校であってはなりません。高校は生涯にわたる一生の友を見つけに行く場なのです。高校時代は人生において、友情、恋愛、未来の自分、家族、将来の仕事、さまざまな事を考える時間であります。

高校時代にしかできない事たくさんあります。

青春って言葉がピッタリくるのは高校時代です。勉強漬けの3年間にはならないように、どうか笑顔ある高校時代になりますように…

 

ちなみにうちの子は県トップ高に願書を出し、志願変更期間中に、No.2の高校に変更しました。今、あの時変えて良かった、今の高校で良かったと長女は心から思ってくれています。

ヘリコプターペアレント…

長女が、勉強しているのに自信が持てない。。

 

この原因っていろいろなんだろうが、一つに私の過干渉があると思っています。

ヘリコプターペアレントと今は呼ばれているようで、ヘリコプターがホバリングしているように子供の頭上を周り続け、子供が失敗しないように先に手を差し伸べる事。

当然親が先持って成功する道を歩けるようにレールを引いているので、子供は親の引いたレールをそのまま歩くだけで、賞がもらえたり先生に褒められたりする。

私は今まで、これが子供の自己肯定感向上につながるから、良いと信じて疑わなかった。

 

でも、今はこれが間違っていたと思っている。

後悔もしている。。

自ら考える子を育てるには、

自ら失敗をさせなければいけなかった

失敗から、自らが気づき(ここが大事)自ら新しい行動に移す。

この工程が大事なのに

私はこの工程を全て私が考えてあげ、子供自信に経験をさせなかった。

子供自体が周りからすごい子という目で見られるようになった時から、私はすごい子を保つ為に必死だったんだと思う。

 

もちろん、テストで点数をとるのは本人で正真正銘本人の実力なのだが、

勉強以外の部分から、親の過干渉が子供の性格形成に影響を及ぼし、結果的に勉強につながって来ているように思う。

でも、ある本で読みました。

親が変われば子は変わる。子はすぐに変わるんだそうです。

 

今、私はなるべく子供の勉強に口出さないようにしている(限界を超えることもあるが)。

1番変えたのは、テストが終わったあとに、どうだったかを根掘り葉掘り聞かない事(笑)

そうしたら

良い点をとった時は嬉しそうに子供から言ってくるし、悪い時は何も言ってこない(笑)

これで、だいたいはわかる。

 

受験で子供が成功する秘訣って

受験直前期に親が平常心でいる事。だと思う。

でも相当努力して平常心を保たないとムリ!ってまだまだ半人前のママは思っています。

 

あっ、そういえば先月の進研模試

まだ結果出てないのかな?

何も言ってこないぞ^_^

って事は…ʕʘ‿ʘʔ

 

自信が持てない長女…

先日国立大学の推薦発表があった。共通テスト利用の試験であり、合格者はやはり県1番の高校の子が多かった。

来年は長女もこの試験を狙う予定。

そこで、私は長女に大逆転しようね!って言ったら、「私が受かったらみんな受かる」と言った。

私は「はっ?なんでそんな事言うの?そんな風に言う子は受からないよ」ときつく言ってしまった。受験とは競争であり、周りを蹴落としてでも上に這い上がらないと行けない。勝ち負けの世界で、友達もライバルであり、絶対勝つという強い、強い、想いがないとダメ。

 

しかし、長女は…自分に自信が持てないのである。誰よりも長く勉強しているのに、理解力が弱く、わからない事が多く、思うように進まない。クラスには1聴いたら10わかってしまう子や、教科書を眺めただけで満点がとれる子がいる。長女は次元が違うと言う…

そんな環境にいるからなのか…

自分は…と自信をなくしているようだ。

 

それでも2年生の最初よりかなり成績は伸びている。でも、目指す位置が高いからか、、満足できるわけでもなく、、ずっと苦しんでいるのだ。。

 

難しい問題だ。

 

志望校を変えればきっとうんと楽になるのだろう。でも、変えようとはしない。。

かと言って何でその職業に就きたいのか、、はっきりと話してくれた事もない。。

 

あと一年(一年もないか)。。

 

どこかで諦め時が訪れるのだろうか

それとも、努力が実り

大逆転する日が来るのだろうか。。

 

未来はわからない。

諦めろとは言いたくない

今までも一度も言わなかった

でも心の中では何度も言った

 

ただただ、辛い顔ではなく

笑っていてほしい。。

平野歩夢から学ぶ!

冬季オリンピックスノーボード平野歩夢君が金メダルをとりましたね!

もう、何度見てもカッコよくて凄い。

そして心を打たれたのは、平野歩夢くんから出てくる言葉。とても良い事ばかり彼は話しています。

その言葉から受験生も学べる事があるのではないでしょうか?と母は思いました(^^;)

 

彼が発した言葉の一つに「異常なくらい練習した」とありました。

長女よ、同じ言葉をいつか言っておくれ!

「異常なくらいフォーカスゴールド(高校数学の参考書)をした!」といつか言ってほし〜なーと、なかなかフォーカスゴールドが進まない娘を横に、母は思ったのでした(^^;)

共通テスト

今年の共通テストは本当にいろいろありましたね。東大前襲撃事件は、私的にはあまりにもショッキングな出来事で…本当にいろいろ考えさせられました。

深夜の津波警報ももちろん。。

 

そして試験の難化。

 

うちの高2も解いてみましたが、数学は全然ダメだった。。共通テストは今後このような問題へと変わるのだろうか。。

来年もこの傾向なら、早急に対応しないといけない。そう強く思いました。

 

今まで言われていた教科書網羅型の問題集を繰り返し繰り返し何周もして暗記するやり方はもう通用しなくなるのではないだろうか。。

 

もっと数学を日常におきかえて考えられるように、そして…読解力(^^;)

 

思考力に読解力に情報処理能力ですか(^^;)

大変ですよね。

あと1年でどうやってつけたらいいのやら。。

長女には難しいかもしれません。

 

しかし、次女(まだ小5)には今から何か対策は出来ないだろうか。と悩みました。

 

まず思ったのが、地方の公立小学校に通う子供は中学受験をしなくても、中学受験にうかるくらいに中学受験用問題に触れておいた方がいいと言う事。中学受験用問題は教科書では習わないまさに、思考力を試す問題がたくさん出ています。ひらめきを問う問題や、数列や場合の数など今やっておくと必ず役に立つような気がするんです。算数はなぜそうなるかを考える。数学はなぜそうなるかを暗記する。という勉強になっていっているように思うのです。

 

思考力をつけるのは小学生のうち、つまり算数ではないのでしょうか?

共通テストは、18年間の積み重ねをはかろうとしているのか…でもそうだとしたら、お金も情報もない地方の公立組はあまりにも不利になっていくように思うのです。

 

そして、思考力を伸ばすのは、勉強だけしている子より、18年間さまざまな体験をしてきた子供の方が有利であるのは間違いなさそうです。